どういった対策が必要? | メタボリックシンドローム予防 | メタボ

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摂取エネルギーを抑える

自分で一日に必要なエネルギー量を把握して、食べすぎないようにする。

余ったエネルギーは確実に脂肪として蓄積されます。

脂肪には皮下脂肪と内臓脂肪の二つがありますが、蓄積される脂肪が増えれば増える程、内臓脂肪が増える可能性が高くなります。


運動不足

運動不足は内臓脂肪にたまりやすく、運動をして筋肉を動かすことにより皮下脂肪より先に内臓脂肪をエネルギーとして使います。

運動を始めると初めのうちは糖質をエネルギーとして使用しますが、20分以上継続することにより、体に蓄えられた脂質が分解し血液中に放出され、脂質が主なエネルギー源として使われ始めます。

このように有酸素運動を30分程度毎日行うことによって、効果的に内臓脂肪が減らすことができます。


脂質を抑える

わたし達の活動の源となるエネルギー源はたんぱく質、糖質(炭水化物)、脂質(脂肪)です。

たんぱく質、糖質は1グラムあたり4Kcal、脂質は1グラムあたり9Kcalのエネルギーを発生します。

脂質をたくさんとることはエネルギーをたくさん摂ることになります。 特に飽和脂肪酸を多く含む食品(牛肉など)を控え、不飽和脂肪酸を含む食品(青魚、植物油)を代わりに摂るようにします。

又、飽和脂肪酸を多く含む食品はコレステロールの原因にもなります。


糖質を抑える

糖には単糖類、二糖類、多糖類があり、これらの摂りすぎはエネルギーの摂りすぎにつながりますから、なるべく減らすようにしたいものです。

特に単糖類(ブドウ糖、果糖など)、二糖類(砂糖に含まれるショ糖など)は吸収が早く、血糖値を上げやすくなりますので、なるべく多糖類(炭水化物、玄米や全粒粉パン)などのゆっくりと糖質に変わるものからの摂取をお勧めします。

糖分の摂りすぎは中性脂肪の増加、インスリン抵抗性などとなって現れます。


飲酒とたばこ

お酒は少量であれば問題ありませんが、つい度を過ごすとオツマミの食べすぎや量の飲みすぎでカロリーの摂りすぎになってしまいます。

又、「お酒の後のラーメンがうまい」と言って食べると、これもカロリーの摂りすぎとなります。

たばこは血圧をあげたり、血管を刺激して収縮させたりします。 LDLコレステロールを酸化させて血管壁に入り込みやすくして動脈硬化を進行させます。

虚血性心疾患(脳梗塞、狭心症)を引き起こす原因となり、たばこを吸う人は吸わない人の3倍以上も発症の危険が伴います。


ストレス

ストレスは過食の原因となります。

ストレスの原因は多種多様で、原因を突き止めるのが難しい作業ですが、旅行、趣味、ダンス、カラオケなどで少しづつストレスを発散させる工夫が大事です。


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