高血圧の原因は塩分の摂りすぎが第一の原因として考えられます。
一日の塩分摂取量の目標を8グラム程度に抑えた食事をするようにしましょう。 カリウムやマグネシウム、カルシウムを多く含む食品を摂ることにより塩分を体外に排出することができます。
肥満は高血圧の原因となりますから、エネルギーの摂りすぎに注意し、有酸素運動や筋肉トレーニングなどをして、摂取エネルギーと消費エネルギーのバランンスをとるようにしましょう。
醤油やポン酢には塩分がたくさん含まれていて、無造作に料理にかけると思った以上にかかってしまいます。
醤油やポン酢は、料理に直接かけずに小皿に入れて、料理を付けて食べるようにすると、摂取量を減らすことができます。
又、1回の食事に使う醤油やポン酢の量を見極めて小皿に入れ、小皿の中に入れた分を使い切ったらおしまいと言った思い切りが大事です。
外食は味の調整が出来なく、一般的に濃いめの味付けが多いようです。
仕事柄どうしても外食を避けられない人もなるべく一日1食程度にとどめて下さい。
食べてみて塩辛いと感じる料理は、全部食べずに残す勇気も必要です。
ラーメン、ソバなどのスープは、塩分がたくさん入っていますので、全部飲み干さず、半分程度でやめるように心がけましょう。
カリウムは、塩分(ナトリウム)の排泄を促す働きがあります。
カリウムをたくさんとることにより、血圧の上昇を抑える役目をします。
腎臓病のある人は、カリウムの排泄能力が下がっており、血液中のカリウムが増えすぎると、「高カリウム血症」になり、生命に関わることがありますので、注意が必要です。
カリウムを 多く含む食品 |
りんご、バナナ、パセリ、ほうれんそう、みつば、枝豆 人参、あずき、いんげん豆、そら豆、えんどう 里芋、ピスタチオ、アーモンド、落花生、ぎんなん ひじき、干しのり、焼きのり、わかめ、干し椎茸 小麦胚芽、するめ、干しぶどう |
カリウムについての詳しい情報はカリウムをご覧ください。
マグネシウムには血管の収縮を抑えて血圧を下げる働きがあります。
マグネシウムを 多く含む食品 |
ごま、アーモンド、カシューナッツ、落花生 青海苔、ひじき、昆布、焼き海苔、いんげん豆 そら豆、えんどう豆、するめ、なまこ インスタントコーヒー、小麦胚芽、ココア |
マグネシウムについての詳しい情報はマグネシウムをご覧ください。
カルシウムは血管を収縮させる働きをしますが、多く摂っても血圧はあがりません。
カルシウムを 多く含む食品 |
パルメザンチーズ、エダムチーズ、カマンベールチーズ 干し海老、煮干、どじょう、くさや、かたくちいわし ひじき、あおのり、こんぶ、焼き海苔、パセリ モロヘイヤ、大根の葉、かぶの葉、ごま、油揚げ アーモンド |
カルシウムについての詳しい情報はカルシウムをご覧ください。
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