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栄養素辞典

トップページへ戻る栄養素辞典の目次マグネシウム
マグネシウム

マグネシウム

Mg

マグネシウム

マグネシウムは1755年、J・ブラックが白マグネシウムをマグネシウムと石灰に分離しマグネシウム元素を発見しました。

カルシウムと共にリンや炭酸と結びつき、59%が骨に、40%が筋肉や軟組織に、約1%が細胞外液に存在します。

少なくとも300種以上の酵素の補酵素として働き、生合成、遺伝子暗号の伝達などに無くてはならない元素です。


マグネシウム・生理作用  マグネシウム・生理作用

◎神経伝達
◎体液の平衡維持
◎新陳代謝の調節
◎たんぱく質の合成
◎エネルギーの産生
◎体温や血圧の調節


マグネシウム・薬理作用  マグネシウム・薬理作用

◎心臓病、発作の予防
◎うつ、不眠症の緩和
◎ストレスの緩和
◎脂質異常症(高脂血症)
◎動脈硬化の予防
◎高血圧の改善
◎2型糖尿病の改善に
◎低血糖症の改善
◎高カルシウム血症
◎アルコール中毒症
◎不整脈の改善


マグネシウム・一日の摂取量  マグネシウム・一日の摂取量

■ マグネシウム・一日の摂取量 ■

成人男性、一日の推奨量は370mg/日となります。

マグネシウム・一日の摂取量
厚生労働省「日本人の食事摂取基準」2010年版


マグネシウム・欠乏すると  マグネシウム・欠乏すると

◎疲れやすい
◎高血圧
◎不整脈
◎心臓発作、心臓病
◎筋肉の震え、痙攣
◎不眠
◎ストレスを受けやすくなる
◎骨粗鬆症
◎ガンのリスクが高まる
◎腎臓結石
◎皮膚の潰瘍
◎神経の伝達障害


マグネシウム・多く摂りすぎると  マグネシウム・多く摂りすぎると

食品に含まれるマグネシウムからの過剰摂取での障害はありません。 過剰摂取しても、腸管からの吸収が抑えられ、速やかに軟便・下痢として排泄されます。 過剰に吸収されたマグネシウムは速やかに尿として排泄されます。


栄養素を多く含む食品  栄養素を多く含む食品

■ マグネシウムが多く含まれる食品 ■

マグネシウムが多く含まれる食品 マグネシウムが多く含まれる食品 マグネシウムが多く含まれる食品
(推奨量370mg/日を一つの食品から摂る場合の必要量)
多く含まれる食品名必要量多く含まれる食品名必要量
ひまわり種・フライ94.9gごま・いり100.0g
アーモンド・乾119.4gカシューナッツ・フライ154.2g
らっかせい・いり185.0gブラジルナッツ・フライ100.0g
あおさ11.6gあおのり・素干し28.5g
まこんぶ72.5gあまのり・素干し108.9g
あまのり・焼きのり123.3gあまのり・味付けのり127.6g
いんげん豆・乾246.7g油あげ284.6g
えんどう豆・乾308.3g糸ひき納豆370.0g
するめ・加工品217.6gなまこ231.3g
抹茶160.9g紅茶168.2g
せん茶176.2g玉子185.0g
小麦はいが119.4g玄米・水稲穀粒160.9g

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