ミネラルの役目
- ミネラルの役目は
- ミネラルがないと年齢に相応の成長、健康、寿命を維持することができません。
ミネラルに代わるものが無く、欠乏すると病気になることがあります。
又、代謝を助ける作用があります。
炭水化物、脂質、たんぱく質、ビタミンはミネラルの力を借りてそれぞれの機能を発揮します。
ミネラルが無ければ、それぞれの役目を果たすことができません。
ミネラルの種類
ミネラルは大きく分けて「主要ミネラル」と「微量ミネラル」に分けることができます。
- 主要ミネラル
- カルシウム、リン、カリウム、硫黄、塩素、ナトリウム、マグネシウムの7種類です。
- 微量ミネラル
- 鉄、亜鉛、銅、マンガン、ヨウ素、セレン、モリブデン、コバルト、クロムの9種類です。
微量ミネラルとは一日にわずかな必要量(100mg以下)のものを指します。
尚、厚生労働省により、日本人の食事摂取基準として、13種類のミネラルが定められています。
- そのミネラルは
- マグネシウム・カルシウム・リン・クロム・モリブデン・マンガン・鉄・銅・亜鉛・セレン・ヨウ素・ナトリウム・カリウムです。
下のミネラルのリストからもっと詳しいミネラルのページに行けます。
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主要ミネラル
カルシウム
牛乳などに多く含まれるカルシウムは骨や歯を強くする働きをします。
リン
魚などに多く含まれるリンは骨の成分となり、血液を中性に保つ働きをします
カリウム
海藻などに多く含まれるカリウムは摂りすぎたナトリウムを排出する働きをします。
硫黄
肉や魚などに多く含まれる硫黄は健康な髪の毛や爪、皮膚を作る役目をします。
ナトリウム
醤油などに多く含まれるナトリウムは体液をアルカリ性に保つ役目をします。
塩素
食塩に含まれる塩素は、たんぱく質の消化を助ける酵素ペプシンを活性化します。
マグネシウム
海藻などに多く含まれるマグネシウムは高血圧、心筋梗塞、糖尿病などの予防効果があります。
微量ミネラル
鉄
レバーなどに多く含まれる鉄分は貧血の予防に役立ちます。
亜鉛
ウナギなどに多く含まれる亜鉛はタンパク質、インスリンの合成に役立ちます。
銅
レバーなどに多く含まれる銅は骨髄でヘモグロビン作る時に鉄分を補助する役目をします。
セレン
イワシなどに多く含まれるセレンは抗酸化作用により、活性酸素を除去する役目をします。
マンガン
玄米などに多く含まれるマンガンはエネルギー産生やタンパク質の合成に役立ちます。
モリブデン
牛乳などに多く含まれるモリブデンは鉄分の補助をして貧血の予防に役立ちます。
クロム
野菜などに多く含まれるクロムは糖尿病の予防やコレステロールを正常値に保つ役目をします。
コバルト
レバーなどに多く含まれるコバルトはビタミンB12を構成する成分で、悪性貧血を予防します。
ヨウ素
昆布に多く含むヨウ素は甲状腺ホルモンの材料となり、タンパク質や炭水化物の代謝に役立ちます。
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