特別大きなメリットはないでしょう。 しかしながら、健康と言う面から考えると、今までよりも積極的に保険者(国民健康保険、健保組合、共済組合など)が介入してきますので、腰の重い人も特定健診を受けるようになるのではないかと思います。
一つ良い点は被保険者(本人)と被扶養者(家族)が同じ保険者によって管理され、被保険者と被扶養者は同じ検査機関を使って特定健診・特定保険指導を受けることになります。
同一家族内のデーターは一本化される訳ですから、たとえば奥さんの健康状態を旦那が良く理解していなかったと言うことが無くなるのではないでしょうか。
特定健診・特定保険指導により家族の健康を確認しあう良い機会になるでしょう。
特定健診後「動機づけ支援レベル」と診断された場合、きちんと特定保健指導を受ける人がどれだけいるのか疑問です。
「積極的支援レベル」だと何が何でも特定保健指導を受けて、積極的に直そうとするでしょう。
「情報提供レベル」だと安心して、自分には関係ないことだと思ってしまうかも知れません。
「動機づけ支援レベル」の場合はどちらともつかず、本人の意思次第で特定保健指導を受けるか受けないか決まるのではないのでしょうか。
特に働き盛りのお父さん、何としてでも時間を作り出せる環境にいないと難しいのかもしれませんね。
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