国は平成12年から「21世紀における国民健康づくり運動(健康日本21)」として、健康作り運動推進して来ましたが、糖尿病有病者・予備群の増加、肥満の増加や野菜摂取量の不足など、健康状態の改善及び生活習慣の改善が見られず、逆に悪化している現状です。
総患者数 (千人) | 死亡数 (人) | 死亡率 (人口10万対) |
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悪性新生物 | 1,423 | 329,198 | 260.09 |
糖尿病 | 2,469 | 13,632 | 10.8 |
高血圧性疾患 | 7,809 | 5,806 | 4.6 |
心疾患 | 1,658 | 172,875 | 137.0 |
脳血管疾患 | 1,365 | 128,203 | 101.6 |
そして厚生科学審議会地域保険健康増進栄養部会の「今後の生活習慣病対策の推進について」(中間とりまとめ)で
○ 生活習慣病予備群の確実な抽出と保健指導の徹底が不十分
○ 科学的根拠の基づく健診・保健指導の徹底が必要
○ 健診・保健指導の更なる質の向上が必要
○ 国としての具体的な戦略やプログラムの提示が不十分
○ 現状把握・施策評価のデータの整備が不十分
上記の報告が生活習慣病(メタボリックシンドローム)対策を推進していく上での課題として挙げられており、このような課題を解決するために、新たな視点で生活習慣病対策を充実・強化することになりました。
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